リスペクト

2004年2月20日
 私の趣味は主に野球、競馬、格闘技の3つがメインとなっていますが、
今日はこれらの競技における「観客のリスペクト」について私が感じたことを書きたいと思います。
 まず格闘技ですが、私が主に観るのは総合格闘技といわれる分野です。
格闘技会場に来ている人たちは大多数が新聞、テレビ、雑誌等で事前に多くの情報を得てから観戦している気がします。
ですから選手に対するリスペクトがもの凄くある気がします。
私は以前「リングス」という前田日明がつくった団体の興行をよく観にいっていたのですが、会場が一体となって「みんなで団体を支えていこう」という空気が充満していました。
観客は選手をリスペクトし、選手は観客の期待に必死に応えようとするという理想的な空間をつくりあげていました。
 次に野球ですが、年配の人で心無い野次をとばす人が多い気がします。
周りの観客のことを考えず怒鳴り散らす人は本当に野球が好きなのでしょうか?
もう少し選手に対するリスペクトを持つ(表現が変ですね)ことができないものでしょうか?
私は千葉在住なのでロッテ戦をよく観に行くのですが、ライトスタンドのロッテファンからはもの凄くリスペクトが感じられていいですよね。
昨日の日記と被りますが、解説者といわれる人たちが「俺は現役時代こんなに凄かったんだぜ」という感じの上からのコメントがダメなんだと思います。ファンはそれを見たり聞いたりして自分もその立場から野球を観るようになってしまいます。
「あの選手はここがいい!!」というコメントにすることによって、ファンも素直に「凄いことをやっているんだ」と感じられると思います。
 最後に競馬ですが、若い人たちの多くは馬や騎手や調教師に対してリスペクトを抱いている(これも変かな)と感じられます。しかし、一部の年配の方々は競馬に対する愛情がかけらも感じられません。これはおそらく、若年層のほうが競馬に対して多くの情報を有しているからだと推察します。まあ、禁止事項を平気で破るような輩もたくさんいますが。
競馬情報をたくさん知ることにより何が「凄い」のかが判りますよね。
「凄い」ことが判れば、自然とリスペクトするようになると私は思います。
JRAは競馬場を以前の「鉄火場」からのイメージチェンジをはかりそれが成功しましたよね。
これは「リスペクト」を抱かせるようなシステム作りが若年層を引き付けたのだと理解しています。
長くなってきたので、また明日書きます。

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