そしてロッテに

　私は千葉在住なので、昔から(千葉に来てから)チョクチョク千葉マリンスタジアムに試合観戦に行っておりました。
当然、オリックス対ロッテではオリックスを応援していました。

はっきりいってロッテは弱いチームでした。95年以外は。
しかし、球場に通っているうちに、徐々にロッテが気になる存在になっていき、対オリックス以外では自然とロッテ贔屓になりました。

なぜなのか？
考えてみますと、その原因が解りました。
「ロッテファンの気持ち」が伝わってきたからです。
「勝たせたい」「盛り上げたい」「強いチームになってほしい」「絶対にあきらめない」といった気持ちが応援から伝わってきたのです。

私はどちらかというと「静かに野球を楽しみたい」タイプだったのですが、ライトスタンドのロッテファンを見ていると、これも「あり」なのかなと思うようになりました。

昔は、メジャースタイルの応援の方が一球一球に集中できて良い。
などと思っていましたが、千葉マリンに通っているうちに考えが変わりました。
ロッテファンの人達は非常に試合に集中していますし、汚い野次もとばしません。
チームに対する愛情が溢れている感じです。
引退する相手チームの選手に対しても万雷の拍手を送りますし、ファインプレーに対しては大声援。凡プレーにはブーイングとちゃんと場面に応じて使い分けています。
つまり、しっかり試合を見ているということです。

よく「応援団は試合をみていない」とか「騒ぐのが目的なだけ」とか言う人がいますが、ロッテファンはあてはまらないと思います。
てすから、私的にはロッテの応援は「あり」です。

まあ、私はライトスタンドには行かないのですが・・・

「灯台下暗し」ってな感じで、私は地元に素晴らしいチームがあることに気付いてしまったのです。
そして今年バレンタインが帰ってきました。

つづく